髪型

モテない髪型とは

最近はファッションの細かい部分で、流行と外れている人は恥ずかしくて一緒にいたくないという意見も耳にします。
でも、流行に振り回されて誰が決めたともわからない常識とやらに縛られていたのでは、おしゃれもつまらなくなってしまいます。
枠にハマることなく、自由に自分の好きなファッションで良いのです。

問題は、それが自分に似合っているかどうかなのですが、必要なのは己を知るということかもしれません。
好きなアイドルの髪型をまねてみても、似合っていなければむしろ恥ずかしい思いをすることになるのです。
自分の個性を殺してしまうことは、流行から外れるよりも残念なことかもしれません。

例えば、ファッションは時代を超えて繰り返しますが、以前の流行とはどこかしらフォルムが違うものです。
でも、二巡三巡するとその頃の流行を知っている若者はいないので、新鮮に見えるようです。
髪型も同様で、流行が過ぎた直後にその髪型を好む人は滅多にいませんが、20年もすれば新しくもありレトロでもあるのです。

つまり、個性的で自分に似合う髪型であり、且つ斬新であることがモテる髪型と言えるのです。
今時を意識しすぎて周りから浮かないようにすることも心の安定には大切ですが、自分らしさを表現し周囲に認められる事で自信につながります。
ファッションは単なるお洒落ではなく、メンタル面への影響も大きいのです。

バランスと遊び

女性の場合、結ったりヘアアクセサリで印象を変えてみたり、おしゃれの中にも遊びの部分があります。
簡単にお洒落な髪型を作れるグッズは人気があり、雑誌でも取り上げられていますが、そのまま使うのではなく自分なりにアレンジして個性を発揮するケースが殆どです。
髪型と服装がアンマッチにならない様、フェミニンな服にはフェミニンな髪型になる様工夫するのも楽しみの一つです。

オシャレは楽しいものです。
自分というキャンパスに絵を描く様なものなので、人とは違う自分らしさを発見したいものです。
できれば、パートナーとのバランスも悪くないのが理想的ですが、これがなかなかうまくいかないケースもあります。

男性がヘビメタで女性がフェミニンというのは、見るからにミスマッチなカップルですが、本人同士がそれで良いなら問題ありません。
相手の個性を受け容れることも大切です。
相手の個性を殺し自分に合わせることを強要することだけはしてはいけないのです。

変身の楽しみ

モテる人の特徴の一つに、常に変化していることが挙げられます。
自分という個性そのものは一貫していても、表現するものは変化することで成長の証にもなるのです。
自分らしくありながら、様々なフォルムを身に纏うのも楽しみたいものです。

物心ついた時から五分狩りで一生変わらない、という人は少ないでしょう。
女性の場合も同様で、子供の頃親の好みの髪型を強要され、大人になって反発から全く違う髪型にしてしまうケースも少なくありません。
変化は抑圧からの開放でもあるので、髪型を大胆に変える事で嫌な自分をゼロクリアにする儀式にしても良いのではないでしょうか。

内面の変化は思った以上に他人に伝わるものです。
モテる人は内面も充実していますが、逆に形から自分の内面に影響を及ぼすこともあるのです。
なりたい自分をイメージした髪型に変えてみるのは、自分へのチャレンジと言えます。