40代のモテ方

40歳過ぎてモテない理由

人生、時間と経験を積み重ねていくと、知識も増え処世術も身についていくものです。
年を降ることは古くなることでもありますが、それは熟成されていくことでもあります。
人は食べたものでできていますが、縁あって触れあった人や物、情報でもできているのです。

ある程度年齢を重ねた人との会話は、豊富な知識と経験に裏打ちされた知恵に溢れていて、とても勉強になります。
ただし、常にそれが楽しいものとか限らないのも事実です。
知識が身につくと、人はそれを誰かに伝えたいという欲求が生じますが、それが過ぎると相手にとって鬱陶しい場合もあるからです。

「また始まった」と言われる様では知識のひけらかしでしかなく、鼻持ちならないうるさい人という評価になってしまいます。
せっかくの経験や知恵も、それでは正しく若手に伝わりません。
敢えて積極的に伝えようとしなくても、何かの拍子にあふれ出てくるというのが良いのかもしれません。

相手が知りたいと思った時に引き出しから出すさりげなさが、40歳を過ぎてモテる秘訣と言えるでしょう。
相手にとっては、その情報と出会う時期であり、その場に40歳を過ぎた自分が必要だったという縁こそが面白いのです。

増える年の差婚

20代女性にとって40代の男性が魅力的に見えるのは至極当然のことで、職場では上司が同年代であり、かと言って親よりは若い世代にあたります。
多くの企業では40代が最も働き盛りで、重要なポストを任され、まさにビジネスを動かしている世代の真ん中なのです。
あらゆる現場で最終判断を下す立場にあるため、自信があり、押しも強い方が多いのが特徴です。

50代になると角が取れ丸くなってしまいますが、その手前の持ってもとがっている年代でもあるのです。
女性も同様で、大きな企業の管理職に就いている女性のほとんどは40代です。
臆する事なく発言し、行動する姿が魅力的に見えるのは当然のことでしょう。

固定観念や既成概念に囚われる事なく自分のスタイルが自分流だと言える年齢でもあります。
それよりも若くなると、身の程知らずともとられる言動が、40歳を過ぎると身の丈に合ってくるのです。
逆に言うならば、下の世代から憧れられる40代になるためには、自分で道を開拓することです。

人と人とをつなげる40代

40代は最も活動する年代であるため、出会う人の数が20代並みかそれ以上に増えます。
ビジネスシーンでは誰かのコネクションで人と出会うチャンスを手に入れる代わりに、自分もキーマンになって人と人とをつなげる役割を担います。
人と人との関係でビジネスは強固になり、より強い基盤が築かれ、更なる自信へと繋がるのです。

人との関わりが増える分、加齢による体力の衰えや体臭、抜け毛などの悩みが尽きないのもこの年代です。
精神的にも肉体的にも人生のピークと言っても過言ではありません。
企業戦士として頂点に立つ人は、様々な身体的な悩みを克服する工夫をすることで、モテる人にもなっているのです。