旅行先・リゾート地

旅行で恋に落ちる理由

パック旅行で海外へ行った先で、添乗員や現地ガイドに恋愛感情を抱くことは良くあります。

受け容れる側のガイドも、お客さんである旅人のそうした感情に、悪い気はしないのです。結果的には、旅が終わると恋も終わるのですが、楽しい旅の記憶としていつまでも残ります。

では、何故旅先で恋に落ちやすいのでしょうか。これは、普段と違う環境で解放的になっている上に、見知らぬ土地で頼りになる相手に対して、尊敬の念が芽生えることがあるほか、楽しい旅行でアドレナリンが出ているという理由も挙げられます。

すべてに当てはまるワケではありませんが、非日常が生む魔法の様なものといえるでしょう。日常に戻るといつものしがらみが待っていますが、その中では不機嫌や苛々がつきものです。そんなものを全て日常に置き去りにして旅行しているわけですから、いつも上機嫌でいられるのも、異性を魅了することになるのです。

旅先だからこそのチャンス

普段はまず声を掛けることも、気にすることもないであろう相手でも、旅先で見知らぬ人の中にいると、自然に声をかけて親しくなることがあります。

旅先では同じ列車や飛行機に乗っている人との出会いもあり、知り合うチャンスはそこかしこにあるのです。普段の生活の中にも、おそらく相性の良い異性はたくさんいるはずですが、日常の中ではすれ違うばかりです。

旅先ではどちらも同じよそ者という同士感が生まれます。お互い異邦人同士なんだから、親しくなりましょうという感情が生まれます。そもそも好きな場所に出向いて行っているわけですから、最初からテンションが高いのも人に対するガードを低くしているのです。

日常では知り合ってから恋愛感情を抱くまで、かなりの時間を要する事がありますが、旅先では恋に落ちるのに時間が掛かりません。ロミオとジュリエットも、知り合ってから死に至るまで1週間足らずですが、エキサイティングな出会いでは恋もスピーディーです。

また、そんな旅行先での感覚を維持し続けることができるリゾートバイトも恋に落ちやすいでしょう。リゾートバイトとは、ホテルや宿などの旅行先の施設で働くことです。旅行先というチャンスが多い場のため、同僚だけではなくお客さんからも好意を受けることがあります。

作らないありのままの自分

日ごろ人に対して壁を作り、警戒心を抱くシーンが多いのが現代人のストレスの原因の一つですが、旅行中はこの警戒心が限りなくゼロに近くなります。

そのため、人を寄せ付けない刺々しさもなくなり、本来の自分に戻れるため旅行はリフレッシュ効果があり、ストレス解消になるのです。そんな本来の自分で出会えた相手とはその後の付き合いの中でも壁を作ることなく素のままでいられるため、結婚生活が上手くいくのです。

出会いから結婚までがスピーディでも、この人の前では自分をリセットできるというパートナーとなれば、お互いに楽でいられます。旅というのはどこにも帰属していない人同士の出会いの場にもなり得るのです。