歳の差

歳の差カップルの悩み

何歳差までを歳の差と言うのか、はっきりして定義はありませんが、10歳離れているとジェネレーションギャップを感じるケースが多い様です。
子供の頃に触れたものが年代と共に異なるので、当然常識としているものも違ってしまうのは当然のことです。
話が合わないのは年齢差があれば当たり前なので、それは前提として愛を育むことは難しい事ではありません。

もし20歳以上年齢が離れている場合は、若い方は遠くない将来パートナーの介護が待っているを覚悟する必要があります。
それは現実問題として避けられないもので、よほどパートナーが健常で病気知らずな人ならばいざ知らず、多くの場合は55歳を境に急激に体力が衰えます。
女性の方が年上だった場合は、出産を諦めなければならないケースも多く、家族や親戚に反対されるケースも少なくありません。

本人同士が良ければ良い、と言い切れれば良いのですが、どちらも家族との縁を切ることはできないため、常に「なんであの人と結婚したのか」「なんであの人と付き合っているのか」という無言の批判に晒されるのです。
まして、自分の親よりも年上のパートナーだった場合、結婚できても身内は別れる事を希望するケースがあります。
家族との軋轢が生まれてしまうことがあるのが年の差婚ゆえの悩みの一つです。

ペースが異なることの悩み

精神年齢が同じだとしても、身体的な年齢は正直です。
若い方がアクティブだった場合、行動範囲やペースが違い過ぎて、一緒にすることが苦痛に感じる様になることがあります。
一緒にいてもつまらない、と感じる様になる時があるのです。

ただ、それは同年齢であってもあることなので、自分の領域を相手が侵さず、自分のペースに合せることを強要しなければ問題はありません。
問題はそれぞれの価値観やペースを理解せず、違いにばかり注目し、相手に対して批判的になることです。

肉体的な問題

年齢差が原因で相手の要求に応じられない、相手が応じてくれないというのは切実な悩みです。
愛情は合っても解決できない悩みも少なからずあるのは年の差カップルゆえです。
自分の要求を通すのではなく、お互いに思いやりを持って接する事が大切です。

また、旅行をするにも一緒にスポーツをするにも、肉体的な衰えが一緒にいられる時間を短くしていきます。
年上のパートナーの方が、先に体力が尽きてしまうのは当然です。
衰えた肉体に悲観的になるかどうかは、パートナーの愛情次第なのです。

浮気の可能性

尊敬や愛情があるのに、異性としての魅力が衰えて行くパートナーよりも、身近にいる若い異性に心惹かれることがあります。
それは生物として仕方のないことですが、人間の場合パートナーに対する罪悪感を抱いてしまいます。
ただし、浮気は年の差が無くてもあり得ることなので、特別年の差が原因とは言い切れません。