性格

性格とは他人が決めるもの

人の性格は主観と客観では大きな差があるのが常です。
人間関係の中で、主観的な性格など意味がなく、人からどう見られるか、どう評価されるかが全てです。
勿論、自分という芯がしっかりしていることは最重要ですが、人との和を大切にすることができる人は他人からも評価されます。

つまり性格が良い人は、人とうまくやっていくスキルがある人ということになります。
人間は誰しも心の奥にネガティブな部分を持っているものですが、それはいかに巧みに隠そうとしても、言動の端々に滲み出てしまうものです。
ですから、性格を良くするためにはネガティブな部分を減らす様、考え方を変えていくことが必要です。

人生は修行と言いますから、最後にかわいい愛される老人になるためには、考え方を良い方に変える事が大切です。
今の自分の蓄積が未来の自分なので、我儘に人を恨んだり憎んだりしていてはいずれは顔つきにも表れてしまうでしょう。
顔は自分の心の鑑です。
人の性格の良しあしは顔で判断される傾向にあるので、顔には責任を持たなければなりません。

モテる顔とモテない顔

モテる人は単に美男美女というだけでなく、人わを癒す様な顔つきをしているケースが多いのです。
印象は顔や行動で決まりますが、目つきが第一印象に大きく作用します。
普段から人に対して批判的な人の目つきは険しく、大抵は第一印象が良くありません。

第一印象は当たると言われますが、目が合った瞬間に相手の心の内を垣間見てしまうからかもしれません。
人には五感とは別に第六感というものがある可能性があるので、第一印象は大切にします。
その印象を良く変えるためには、自分自身を変える人があるのです。

モテる人は人の良いところを見つけるのが上手です。
さりげない日常会話の中にも相手が触れて欲しくないところには触れずに、相手の気持ちをほぐす話題を提供するのが上手です。
何よりも、目を合せた時に嫌な感じがしない人は、男女に関わらず好かれます。

学校や職場は人間観察の場

家の中では多少の癖も許されますが、一歩外に出るとアウェイです。
人は人に対して厳しい傾向にありますが、自分には甘い部分があるものです。
学校や職場では反面教師と思われる人も多く、人の振りを見てわが振りを直す良い修行の場でもあるのです。

また、電車の中など公共施設の中での態度も、知り合いが見ていないと人は自我を露出しがちです。
誰が見ているかも知れないので、常に意識して自らを正すように心がければ、いずれ身について行くものです。

人が自分を知るためには、他人の自分に対する態度だけなのです。
人が自分から離れていく、冷たく感じるならば、直さなければならない部分があるのだと素直に受け止める心が肝要です。